ある家族のノンフィクション手記

親兄弟は選べない。家族という病

不倫相手が産んだ子につけた名前に驚愕

…つづき

そうこうしているうちに、月日が流れたある日のこと。

父親の転勤解除され本社に戻ることが決まった。確か冬だったと思う。

母が近所のスーパーに行った時、また、たかし君のお母さんに偶然に会った。

その時にはすでに出産を済ませたらしく、

無事男の子を出産したことと

子どもの名前を「うちの弟の名前」を「上の一文字ずつ」取って付けたことを

母に報告した。

わざわざ、これみよがしに、よその家の子どもの名前を取るのだ。

年子の弟(長男)の漢字は、父の名前から一字とってつけている。

父の名前の一字でもある。

わかる人にはわかるような、意味深で嫌がらせのような

当てつけといえる名前に驚いた。

そして母はその名前だけ憶えておくように。絶対結婚してはいけないと

私に念を押した。

 

わざわざ当てつけともいえる、嫌がらせともいえる名前をつけるところからして、

ふたりの中は終わっていたのではないか?と推測(大人になってからの憶測)

想像するに、その頃には父の恋愛熱も冷めて、

または父の中で終わっていたのではないかと思う。

でなければそんな名前をつけないのではないかと推測する。

女は身ごもってしまったら、その運命から逃れられないのだ。

男は身勝手だ。

転勤中の身でずっとこの地にいるわけではない。

いずれ本社または別の地方に転勤する身なのだ。

火遊び程度の軽い気持ちだったのではないかと思う。

 

なにより不思議なのは出産した、たかし君のお母さんは、

旦那さんとの間の子として偽って育てているのだろうか?

旦那さんはうすうす気づいているのだろうか?

 

たかし君の旦那さんは年上だった。

当時わたしは子どもだったので、大人の大体の年齢がわからなかったが

比較対象の父より相当上だったし、子どもの目から見ても年の差夫婦だった。

旦那さんは真面目そうなで寡黙な印象で、堅い仕事をしてそうな雰囲気があった。

立派な一軒家に住んでいたので経済力はあったと思う。

たかし君一家のその後を知らない。

3月、私たち家族は中国地方から関西へ引っ越した。

 

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