ある家族のノンフィクション手記

親兄弟は選べない。家族という病

聖書の矛盾点を突いてみた

たけみちゃんとの定期的な聖書の勉強で、矛盾点に感じた件。

創世記に最初の人間、アダムとイブが完全に想像され、神エホバによって地上の楽園に置かれたと。

サタンはもともとエホバによって完璧に創造された神の使いであったが

自分も神のようになりたいと思い、自分にもそんな力があると思うようになった。

そしてヘビの形に変装したサタンは、イブを禁断の果実のところへ誘導し、イブにその禁断の実を食べるようにそそのかした。イブは永遠の命と引き替えに禁断の果実を口にした。

そしてイブはアダムを誘惑し、アダムにもそれを食べるよう差し出した。

禁断の果実を口にした=神(エホバ)を欺いた

アダムとイブは地上の楽園から永久的に追放された。

アダムとイブの罪によって人間が死ぬようになった。

世の苦悩などはここから(サタンとアダムとイブの歴史)はじまりと信じているのだ。

 

いや待てよ?

なんでわざわざ禁断の果実を置いておく必要があったのか?

完全なものを作ったわりには不完全になるように仕向けている。

仮にハルマゲドンが来て、楽園が来たとして、

神を欺くサタンがまた生まれたら…歴史は繰り返されると思う。

一生懸命目指した楽園の生活だって永遠に続く保障はないし

すぐ元の世界に戻ると思うんだけど…。

矛盾点を素直に言った。

たけみちゃんがあからさまに不機嫌になった。

なんと反論したか忘れたが、全く説明になっていなかった。

論破できなかった時の悔しさがフツフツ煮えくり返っていたのだと思う。

たけみちゃんも反撃に出た。

たけみちゃん自身はすんなり教義を受け入れたのに、私は聖書の勉強をするたびに

矛盾点を指摘していたのでストレスに感じていたのだと思う。

この私というサタンをなんとか懲らしめたいと思ったのだ。

 

ある日、たけみちゃんがポリ袋に入った手紙を見せてきた。

それにはたけみちゃんの悪口が書いてあった。しかも誤字もあり。

どうみてもたけみちゃんの自作自演だった。

たけみちゃんは中学生だったが、子どもみたいな字を書く人だった。

特徴のある字だったので、筆跡を誤魔化しても滲み出る特徴はたけみちゃんの字だった。

(私は幼い頃、習字を習っていたので大人顔負けの字を書ける)

 

手紙を指して、灯油のにおいがする。

「灯油をしみこませた手紙をポストに入れて、私に嫌がらせをした」というのだ。

理解に苦しむ。そんなしょうむないことをして誰が得する?

第一、私の家は灯油ストーブではなかったのだ。

ガスストーブだった。

たけみちゃんの家では灯油ストーブを使っていた。

灯油を準備できるのはどっちの方?

自作自演で悲劇のヒロインを演じて嫌がらせをしているのはたけみちゃんの方だ。

中3のたけみちゃんの方が大人げなく5歳も年下の小4の子どもに、出まかせ言って

ストレス発散している姿は哀れだった。

そうしてムチへと誘導させたかったのだ。

(前回の聖書研究の時、反論できなかった仕返しをしたかったようだ)

 

ちょうどたけみちゃんは受験生だったが、たけみちゃんは通信制を選び、

聖書を理解できない私のような人にも理解してもらえるように

伝道活動に打ちこむと言っていた。

というより、親が敷いたレールの上をしぶしぶ歩んでいたのだと思う。

部活もできない、進学の自由もない、ルールだらけの教義にたけみちゃんはストレスが溜まっていたのだと思う。

でも進学していたら、柔道などの武道を拒否することや

校歌や国歌を歌わないための姿勢として、一同が立っている中、拒否の姿勢として着席して神への信仰心を示したり、

2世の方が親である大人より試練が多く、苦悩が多かったのだと思う。

進学しない方が幸せだったのかもしれない。

とはいえ、進路のことなどあらゆる人生において宗教2世には選択肢がなく

全て親の言いなりになることへのストレスだったと思う。

 

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