兄弟が三人いるが、三人とも全く似ていない、全く違う人格である。
毒親育ちはただでさえ『「ない」に等しい』薄い、薄い親の愛情を奪い合おうとするので結果、兄弟仲が絶望的に悪い。
これからおいおい書いていくが、私が幸せに穏やかに生きていくために兄弟の縁を切ったのには、私には守るべき家族が出来たからだ。
なぜ縁を切らなければいけないのか。
常に頭を抱えるのは私が生まれ育った家族の問題行動。
現時点で問題だらけなのにいつか問題を起こして新聞やニュースを賑わすのではないかと怯える日々。
機能不全家族というのは、問題は母親だけにとどまらず、そういった兄弟の存在にも苦しめられたりする。
母親がJWに陶酔していた時期は自分が家にいない時は、お互いを監視させて
教えに逆らった行動をしていないか、家族間、兄弟間で監視させていた。
つまり、兄弟といえども心を許す相手ではなく「敵」になる。
自分を守るために自分に向けられた母の関心の矛先を
別の兄弟の悪事(生贄)を差し出すことによって
ムチから逃れるため「トカゲのしっぽ切り」のように
自分の身を守るためにチクる材料を常に用意しておく。
目の前に裏切り者がいる状態で生活をするものだからうかつに自分の弱みを晒せない。
いつそれが足元をすくう材料になりかねないから、秘密主義になる。
兄弟といえども心を通わすことのできない敵対した関係なのだ。
JWは男を立てる。男はよくても女だと許されないことが多い。
また、母が育った時代背景としてただ長男に生まれたというだけで大事にされ、
女に教育はいらない、家事は女がするものだという古い考えが根付いた世代でもある。
その考えを私にも押しつける。
満たされずに育った我慢を娘の私にも強要する。
母は娘に女としてライバル意識を持つので自分が我慢してきたんだから当然娘も我慢をすべき。自分より満たされるなんて許さない。
親である以前に母は女なのだ。
娘にライバル視して勝手に嫉妬心を抱く。
理不尽だなと思ったことなんて日常的におこる。
それが兄弟間差別、兄弟えこひいきである。
生まれた順番も性別も性別も選べずにこの世に生まれてきた理不尽さ。
選べるのなら損な役回りの女、それも長女なんて御免だ。
子供の頃から女の子は損だと感じながら育った。
台所に立って手伝うのも女、みんなが食卓でご飯を食べ始めているけど
最後に座って食べるのも女。
食後も弟と同じようにくつろぐことは許されない。
食べたらすぐに動かないと母親はカッとなってムチが飛んでくる。
母は常に娘の粗をさがしている状態だ。
そういう環境で育ったから弟は女を下に見ている。
偉そうに食卓で待っていたら召使が配膳してくれると思っているし、
女は我慢するものだと見下しているし、
女は雑に扱っていいものと思っている。
お金に困っても女が外で働いて工面するし、
大声を張り上げれば怯えて言うことを聞くこと、
そういう思考にさせたのは紛れもなく母親だ。
モラハラ男を育てたのもそう、この母親だ。
年頃になると、毎日のように女を連れ込んでいた。
盛りのついた猿のように。
玄関からすぐ自分の部屋があることをいいことに同じ日に複数の女が入れ替わることもあった。
弟は5,6人同時交際をしていた。
JWでは性について厳しくてタブーであったが、ダメと言われれば言われるほど
罪を犯したくなるのが人間なのか?性に目覚めてからは完全に猿だった。
女には金を貢げば言うことを聞くとそういう思っているように見えた。
母はお金が好きだったことから女は金でなびくことを学んでいる。
力でねじ伏せられて育つと
他人も力でねじ伏せられると学んでいるから同じことをする。
私には例え会社の同僚であっても、異性と接触することも
会話することも許されなかったが、
弟に関しては男だから逆らえない、力では負けるから言いなりになっていた。
困ったときは私を通して注意してと言ってくるくらい、親の務めを放棄していた。
まだ携帯電話が主流でなく、家電が主力だった時代。
弟は「これから〇〇(女)から電話があったら明日仕事で早いからもう寝たって言っっといて」と雑用をいいつける。
予告通り、女から電話がかかってくる。
母は弟の言いつけの通りに伝言していた。
その隣の部屋で弟は違う女と一緒に一夜を共にしていた。
この電話の内容を聞いて、女は何を思っているのだろうか。
子どもは急には大人にならない。
幼い頃、弟は近所の子のおもちゃを自分の物にしたくて殴ってまで奪ったことがあった。
弟の問題行動に私もどうすればいいのかわからず、急いで母に助けを求めても
「お前がその場にいて、なんでまとまれへんねん」
「おもちゃ借りるのがなんで悪いんや」と
現場に行きもせず、子育てから逃げて私に全てを押しつけた。
これは社会に出て人間関係のいざこざに巻き込まれた大人でも解決が難しい。
それを見本も手本もない状態で幼い子どもだけで解決なんて到底無理。
幼い頃に物事の善悪を教えるのは兄弟ではない。
子どもの教育は兄弟がするのではなく、生んだ親の責任だ。
教育を放棄し、子育てに向き合わずにいたら、弟の傲慢さはエスカレートしていき、
弟が一歩外に出てその輪に入ろうとすると、近所のお母さんたちは自分の子を守るために急いで家に戻るようになった。
弟のイライラの矛先は私に向かった。
いきなり前触れもなく背後から私の頭を金属バットで殴るという重傷を負わせた。
私に生涯残る障害を与えた。
その時点からでも教育はできたはず。
向き合うことから逃げて放置してきた結果が自己中なモラハラ男が完成した。
小さい頃に物事の善悪、人を傷つけてはいけない、人に嫌なことをしてはいけない、そういった当たり前のことを教えずに向き合わずに来た結果がそう。
大きくなってからでは力関係も逆転する。
俺様理論。俺の言うことが絶対。猛獣男に仕上がった。
子どもはいきなり大人にはならない。
コントロールが効かなくなってからでは遅い。
自分の思い通りに他人を支配し、操ろうとするところも母親から学んだのだろう。
馬鹿のくせに男の権威だけは振りかざすどうしようもないモラハラ男になってしまった。
気に食わないことがあると自分の要求が通るまでまくし立てる面倒な男に仕上がった。
…つづく