ある家族のノンフィクション手記

親兄弟は選べない。家族という病

巡回監督という職業?

当時、その宗教の集会は、火曜日夜、木曜日夜、日曜日午前または午後と

週3回行われていました。

ある日から急に、火曜日の夜の集会所の会場が、我が家になった。

ノストラダムスの大予言で世の中が震撼していた時期で

終わりの日が近いと信者が増えた時期だった。

 

日曜日の集会も午前、午後と二つにわかれて開催したり

平日夜の集会も木曜日と金曜日に分かれたり、

新しい会衆を建設したり、組織もどんどん拡大していた時期だった。

 

うちの家は、大きな道路沿いに面しており、通学路だった。

火曜日になると、いろんな年齢層の人が

子どもでもネクタイをつけて正装して

うちの家に吸い込まれるように入っていく姿は異様な姿だったと思う。

 

自宅を集会以外にもよく場所として提供して欲しいという依頼があったのです。例えば

-巡回監督訪問ー

巡回監督夫妻が泊る家として、部屋と夕食を提供して欲しいという依頼があったのです。

巡回監督夫婦は1日ずつ、提供された家々で食事と部屋を間借りして泊まるのです。

うちは母子家庭で3人子どもがいるので裕福ではありませんし

母は働いていたので、限られた時間と生活費の中から

野菜をたくさん採れて、体にもいい鶏肉、栄養価もあって

体もあったまるからと、母は水炊きを用意したのですが

それを見た、その時の巡回監督の奥さんの言葉が信じられませんでした。

かしわの肉(鶏肉)の皮の部分を取り除かなかったことや

出された料理について、あれこれケチをつけたのです。

ここは高級旅館でもなんでもありません。

タダで食事して、タダで風呂に入り、タダで寝泊まりしているにも関わらず

子どもの前で料理にケチをつけるという。。。

幼いながらに、違和感を覚えました。

普段、いいものを食べているのだろうなぁ。

贅沢をしている感じがしました。

他のお宅では豪勢な料理が振る舞われたのかもしれませんが…

そのあとの食事の気まずいことといったら…。

 

そして、後日、木曜日の夜の集会です。

他の大人たちは、巡回監督という肩書だけで立派な人と思い込んでいる。

尊敬の眼差しで話を聞き入るのです。

そんな立派な肩書の人が一体どんな話をしてくれるのだろうかと

私も期待値があがった状態で巡回監督のはなしを聞くわけです。

いつも以上に注視して耳を傾けたわけですが、やはり違和感を感じました。

うまく言葉で伝えれないのですが、

中身がないというか、なんというのでしょう。

出された原稿をただ読んでいるような、

いつも聞くような他の兄弟の講演とは全く違い、

結局何が言いたいのか伝わらないような、

心がここにないような違和感を覚えました。

会衆の兄弟姉妹、長老たちの方がよっぽど熱心に感じます。

 

私の勘があたっていれば、普段はきっと宗教とは関係ないことをしていて

「巡回監督手当」「巡回訪問出張費「巡回訪問手当」という、宗教役員報酬的なお金が動いていて

割とそれがいいお金儲けになっていて

その報酬のためだけに、活動しているのではないかと感じたのです。

私が会衆で見慣れている盲信的な信者とは違ったニオイがしましたし、人格に見えました。

普段はエホバの証人の活動はせず、巡回訪問の時だけ、活動しているのではないか?と疑念を持ったのです。

盲信者を寄付金の雑魚にしか見えない…

そのくらい私にしてみれば、俗に言う「霊的でない」ように感じました。

 

話しは戻りますが、仮に苦手な食材があれば、事前情報として連絡があってもいいのですが、それもなかったですし、

料理の指摘は、デリケートな問題なのでそういうことは子どものいないところで

個人的にするとか配慮があってもいいのですが

ところどころに感じる疑惑、人間性に胡散臭さを感じました。

手ぶらで人の家に来て、文句なんてなかなか言えませんよ。

普段からよほど美味しいものを口にされていて、

贅沢をされているのだなぁと感じたのです。

贅沢をするということは、、、?

 

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