ある家族のノンフィクション手記

親兄弟は選べない。家族という病

★日本人の好きなスピ、自己啓発について

昔、10〜30年前、

図書館をよく利用してました。

ランキングを見て人気の本を中身をよくわからずに

話題性だけで予約してました。

話題の本ともなると50人待ち、100人待ちなんてザラで、忘れた頃に本が手元にくるんですね。

あれ、こんなの予約してたっけ?

まあ、とりあえず自分の番が回ってきたから読もうか。といった感じで読んでました。

 

常に人気で話題なのは、なんだと思います?

スピリチュアル、心理学、自己啓発でした。

 

ワードとしてはこんなラインナップ

 

スピ(スピリチュアルの略)

The Secret

引き寄せの法則

宇宙の法則

前世

哲学

潜在意識

アファメーション

ハワイのホ・オポノポノ

アドラー心理学

脳科学

成功科学

自己啓発

ヒーリング

コーチン

…etc

 

"引き寄せ" "法則" "思考"このワードが入っていたら"売れる"という法則があるのではないか?と思うほど、思想がそっちに傾倒してるように思うのは私だけでしょうか。

これも日本人の自己肯定感の低さが物語ってるように思います。

【世界の幸福度ランキング2023年】日本は47位。

年々上昇しているもの、低めです。

 

InstagramYouTubeなどで人気のインフルエンサーが運営するコーチングスクール、自己啓発セミナーやビジネススクールは募集するやいなや1,000人以上の集客があるようで

単価×人数で単純計算しても6千万円の売上。

資料作成、あとは話術と熱意で

ほとんど経費がかからずに収益を生んでいる。

レッドオーシャンといわれる業界でも売れてる人は飛び抜けてます。

 

スピ、自己啓発のたぐいの本が常に人々の関心を得ているところを見ると

現状に満足できてない人、自信がない人、悩んでる人が多いのかもしれません。(あるいは上昇志向、意識高い系も)

 

スピは宗教的要素があるのでどうしても全面的には好きにはなれませんが

視点、思考をどうフォーカスするかで

見えるもの、見える世界、自分の立ち位置くらいはいい方向に変えられるという点。

「モノの考え方、捉え方、発する言葉」で

人生は違ってくる。

つまり潜在意識を書き変える

その点は取り入れたい要素です。

 

ただ、私個人の一意見ですが

スピを盲信するのは危険では?と感じた部分についてはいつか後述します。

 

話しは戻ります。

一見普通に幸せそうに見える人でも

悩みを持っているということ。

年齢を重ねると人に言えない悩みや過去は

一つや二つあるのかなと。

 

私自身幼い頃から常々

"普通の人生"に憧れてたけど

"普通の人生"を歩んでる人なんて

実はどこにもいないのかも。

 

生きづらい、

人生は思い通りにいかない

なぜ?どうして!

普通の人生だったらよかったのに…と

こういう思考に捉われて

苦しくて仕方ないあなたに朗報?です。

 

そんなのは幻想です 


人生は簡単じゃない

歳を重ねれば重ねるほど

知恵や経験値があがるのに

なぜか生きるのが難しくなってくる

でも生きるのがつらく

苦しい過去があるから

幸せはそれ以上に沁みるんです。

『苦は楽の種』

『災い転じて福となす』(禍を転じて福となす)

眠れない夜が続けば夜眠れるだけで幸せに感じる。

食事が喉を通らなくなるほど追い詰められていたのに、食欲が戻るとそれだけで十分有難いというか

幸せな基準値が変わるというか。

上を見たらキリがない

欲しいものに終わりはない

恨み嫉みはキリがない

今ある幸せに目を向けてみると満たされた気持ちになります。


古代ローマの偉人の言葉が語り継がれるように

紀元前からすでに同じ悩みを抱えてます。

過去に悩み、愛に彷徨い、絶望、不安、人間関係の悩みなど、現代にも通じるところがあり

人間だもの

もがき苦しむのは人間らしい姿なのかも。

 

昔も今も変わらず同じテーマで悩んでいる。

とても2000年前とは思えないほど現代にも通じる名言がたくさんあります。

今日はこのへんで

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