ある家族のノンフィクション手記

親兄弟は選べない。家族という病

2023-01-01から1年間の記事一覧

離婚後、養育費未払い=育児放棄

ある日の夜、父は母方の祖母宅に 離婚届けを持って突然訪ねて来たという。 夜遅かったということと、 以前から離婚のことを母から聞いていた祖母は、 あまりよく考えずに証人欄にサインをした。 祖母らしいなぁと思った。 祖母はまさか怒られるとも思わず、…

両親離婚。子どもには選択権ないもの?

父はたまに帰って来てくるけど、それは離婚について話し合いをするためで 話しが終わったら、不倫相手の元に帰っていった。 父が家にいないことが当たり前になっていて、私は父に対して「親」というより 顔見知りのよく知っているおじさんくらいの「他人」に…

離婚までのカウントダウン…

祖父が亡くなって、49日を過ぎないうちから 父はこれはチャンスとばかりに離婚を視野に 本格的に離婚するための行動に出た。 父にとって母方の父は煙たい存在、 自分に非がある以上、離婚を切り出せなかった。 立ちはだかる祖父の存在。 責められるのは自分…

信者内で無視する行為について

日本人の気質によって苦しめ合ってる気がする。 例えば、ある姉妹を "あの人は霊的でないから距離を置くように"と 親から言われるのだ 何をもって霊的でないのか? 感覚的なもののような気がするが。。。 避ける、無視するという方法に出る。 閉鎖性社会で排…

子どもの精神的自由権利 (洗脳親から守るために)

日本国憲法 精神的自由権利 憲法の一文から思うこと。 (※憲法が問題と言っているのではなく、その一文からヒントを得て 親と子の間で抱える宗教問題を知ってほしい、変えていけたらいいなと思っています。 もっと踏み込んで変えなければいけないのかもしれ…

子どもを宗教から守るため(大人から子どもへの信仰の強制・強要を変えたい)

祖父が亡くなったものの、エホバの証人の聖書の中には 「楽園では死者が復活するからまた祖父に会える」というのだ。 だから以前にも増して聖書の研究をして、伝道活動をして、楽園に行くことを 目標に日々邁進していきましょう。と佐津間姉妹は母に言う。 …

禁止事項まだまだあります(焼香・参列しない・葬儀参列しない)

義父は体調が悪くなり入退院を繰り返していた。 元気になるのを待っていたが、徐々にやせ細り 自力でトイレに行くことができなくなって病室のベットで寝たきり状態になっていた。 それが長く続いたある日の深夜、祖父の危篤の知らせを受けた。 人生の幕引き…

合掌、乾杯は禁止事項です(禁止事項多いです)

父が帰ってこない日常になれたものの、 たまに帰ってきては、母との壮絶な言い争いを昼夜問わず繰り広げられた。 とにかく激しい。激高型の二人なので外に聞こえていようが 自制心より感情が先立って収拾つかない。 私の家はちょうど大通りに面していて、通…

祖母も聖書の勉強はじめる (きっかけは?)

自分で考えて選択できない人が シンプルな教えにハマる。 母が聖書を勉強しだして、書籍などを祖母に渡したことがきっかけで 祖母もなんとなくエホバの証人の王国会館に通いはじめた。 祖母は大正生まれ。大日本帝国の「神の国」と言ってきた世代。 当時の日…

聖書の矛盾点を突いてみた

たけみちゃんとの定期的な聖書の勉強で、矛盾点に感じた件。 創世記に最初の人間、アダムとイブが完全に想像され、神エホバによって地上の楽園に置かれたと。 サタンはもともとエホバによって完璧に創造された神の使いであったが 自分も神のようになりたいと…

愛のムチという都合のいい家庭内暴力

たけみちゃんとの聖書の勉強は続いていた。 子ども向けの本で、ひらがなが多く、カラフルで独特のタッチで描かれた挿絵が特徴だった。 内容は近いうちに最後の日が来ること。それをハルマゲドンが来ると呼び、 聖書を学んで聖書の教えを守っている者だけが楽…